共同研究で得られる薄毛治療とは?

最新の薄毛治療が理研(国立研究開発法人理化学研究所 理事長:松本紘)と京セラ(京セラ株式会社 社長:山口悟郎)とオーガンテクノロジーズ(株式会社オーガンテクノロジーズ 社長:杉村泰宏)による共同研究が発表されました。

 

 

何の研究かと言えば、植毛技術の研究です。

 

 

植毛と聞くと自毛植毛を思い浮かべますよね。自身の後頭部より毛包ごと髪の毛を採取して、頭頂部や前頭部の髪の毛に薄い部分に植え込む外科的手術による薄毛治療ですね。

 

 

 

自毛植毛の場合、後頭部の髪の毛を採取します。例えば、頭頂部に3000本の髪の毛を植える場合には、3000本分の髪の毛を毛包ごと採取する必要があります。

 

 

それが、今回の研究は植毛する髪の毛を培養できるようにする研究なんですね。

 

 

簡単にいうと『髪の毛の種』に相当する『毛包器官』を大量に生産し、その毛包器官を患者さんに移植することで発毛させようということです。。

 

 

まず、後頭部から頭皮を採取するんですね。そして毛包になる幹細胞を取りだして、それぞれを100〜1000倍に培養し、2つの幹細胞を合わせることで毛包の元を作るんです。これらを頭部の薄い部分に移植することで毛包に成長させるんです。

 

100〜1000倍になるのですから、3000本の髪の毛を植毛する場合には3〜30本の毛包を採取することで可能になる計算です。採取した毛包の全てが培養に成功するわけではないことを加味しても、100本程度の毛包を採取すれば3000本の植毛は可能かもしれませんね。

 

 

理研とオーガンテクノロジーズは、すでにマウス実験で毛髪を生やすことに成功しています。課題である幹細胞の精密な制御や大量生産技術の開発には、医療機器の精密部品に実績のある京セラが担当することになり実用化への道が見えてきたんです。

 

毛生え薬とはいきませんが、『毛髪の種』を作ることに成功したことは画期的なことと言えます。2020年には実用化しようということなので、近い将来の植毛治療は負担の過からないものとなっているでしょう。

 

 

また負担がかかならいだけでなく、今までは採取する数に限界がありました。これは植毛する範囲が限定されるということです。あまりに広い範囲の薄毛であれば植毛で補える範囲も限定されていました。

 

今回の研究開発で事実上植毛範囲に限界はないことになります。

培養された毛包器官の移植にデメリットはないのか?

技術的には問題は全てクリアされてから実用化となることから身体的なデメリットはないものと考えられます。自身の毛包から培養するので拒否反応もほとんどないでしょう。

 

 

では2020年に実用化されたなら、誰にでも身近な治療となるのでしょうか?

 

 

ここが一番の問題ですよね。例えば現在の自毛植毛と同じ程度の費用で治療が受けられるのか?ここが一番気になるポイントですよね。

 

 

残念ながら、実用化の初期段階での治療費は高額になることが予想されます。これまでは、患者さんの毛包を移植する数だけ採取する方法を取ってきましたが、今回の移植技術では、患者さんの毛包を採取し培養してもらうという工程が増えることになります。

 

 

工程が増えれば、当然その費用が発生しますね。具体的には京セラが大量生産の技術を開発することから京セラへの費用が発生することになります。

 

 

また培養技術にも費用が発生しますよね。研究費が費用に上乗せされるわけですから、培養した毛包の購入費は高額になると考えるのが普通です。

 

 

とはいえ、患者さんに身体的な負担が少なくなる植毛技術であることに変わりはありません。この治療方法が広く知れ渡り、患者さんが増えることで単価が下がっていきます。市場原理が植毛治療にも当てはまります。

 

 

予定通り2020年に実用化されたとしても治療費が落ち着いてくるまでには、そうとうな日数を要することは、予想に固くありません。5〜6年で治療費が落ち着いたとしても2025〜6年ですね。

 

今から10年後ということになります。

今はハゲを治療するなら、どの治療法?

このような観点からも植毛を希望されるのなら自毛植毛を選択することが費用面ではメリットが大きそうです。

 

 

また、それと同時に育毛メソセラピーや内服薬と外用薬の併用による治療も選択の一つに入るでしょう。

 

自毛植毛のよう高額な治療費も必要ありませんし、発毛率は99%ととても高い治療結果を出しています。

 

 

プロペシアによる治療では治療期間が1年以上かかることが予想されますが、オリジナルの内服薬と外用薬の併用では4〜6ヶ月での発毛を実感されている患者さんが多数います。治療費も15,000円〜30,000円という病院が多いので、安くはありませんが諦めなければならないような価格でもありませんよね。

 

 

育毛メソセラピーやHARG療法は1回80000円〜という病院が多いのですが、治療回数は6〜10回程度です。50万円以上の治療費がかかりそうですがメディカルローン(医療ローン)で最大84回払にも対応しているので、1回の支払金額は15000円〜程度に抑えることが可能です。治療費の総額で植毛の半額程度になることも注目しなくてはいけませんね。

 

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